転職は人生を考えてもとても重要な転機になりますが、そんな大事なことだからこそ失敗はしたくないはずです。介護業界に限らず全ての転職を考えている人にとって、転職をきっかけになるべく理想の人生となるように慎重に進めていくはずです。では介護業界での転職を成功させるためには何が大切なのか、何を重要視するのかという点において、施設の見極めはとても大切なポイントです。転職を成功させるために必要な施設を見極めるコツを紹介していきます。
介護業界は全体的に人手不足であるため、派遣社員などで穴埋めをしている施設はとても多いです。そのため人材不足を派遣社員で補おうとするあまり、新卒を採用していない施設なども多くあります。新卒と派遣社員の大きな違いは経験です。経験のある派遣社員を多く雇っているよりも、新卒採用を積極的に行っている施設の方が毎年教育することになるノウハウや会社の理念がしっかりと共有されていることが多いです。そのため中途採用の職員に対しても教育が丁寧であるところが多く、新人に対して統一された教育を行っており様々な意見に戸惑うことが少ないです。
採用面接を受ける際には面接会場が介護施設内になることが多いです。その際には面接の後でも良いですので施設見学をお願いして、施設内を見て回ることがとても大切です。見学時に注意して確認するポイントは職員の数、雰囲気、入居者の3つです。ユニット1つに対して必ず1名の職員がいるかどうか、職員の言葉遣いやお互いの関係性、入居者の笑顔は多いかどうかを自分の目でよく確認しておきましょう。
求人票を見るだけで待遇の確認を怠ってしまうことは危険です。実際に求人票に掲載されている環境と、働き始めてからの環境で相違があるという場合は少なくありません。例えば残業手当が未払いであることが多かったり、求人票に掲載されている労働時間よりも多く働かされるなどがあります。こういった待遇が求人票と本当に相違ないかどうかを面接時に確認しておきましょう。
確認の仕方について直接「本当に求人票と同じ待遇ですか?」と聞くと疑っているような印象を与えてしまうことになるので、確認する際は「休日日数は何日という認識で間違っていないでしょうか?」というように具体的に質問して確認しましょう。また給与、賞与に関することも重要ですので、賞与込みの給料を確認するのではなく基本給と賞与を分けて確認しましょう。
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